もうすこしいろんなことがはっきりしてから、と思っていましたが感情が消化しきれないのでやっぱり書きます。
タイトル通りですが、不妊治療を始めます。
結婚して約1年。
子作りを意識し始めて、5ヶ月ほど。
妊娠しなかったら、もともと年明けには詳細な検査をしようと思っていました。
不妊の定義（「避妊をしていないのに12ヶ月以上にわたって妊娠に至れない状態」 → wikiより）を考えるとまだ半年弱と早めですし、32歳という年齢を考えるとそこまで焦らなくても、と思いもしましたが、早めに検査を受けたのはそもそも今の状態で自分が妊娠できるのかはっきり知りたかったからです。
根本的に治療が必要なのに、自己流でタイミングをとって時間を浪費するのももったいないし、最近出産の知らせを受ける事が多く、少しあせりがあった、というのも正直なところあります。
検査の結果、不妊治療が必要ということが分かりショックですが、早めに事実を知ることができてよかった、と思っています。
検査の流れは病院や本人の希望によって様々だとは思いますが、私の場合を紹介します。
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病院探しと受診のタイミング
私の場合、かかりつけの婦人科はなかったので不妊検査をしてくれる病院を探すことから始めました。
不妊専門外来があり立地や診療時間を考えて平日も通いやすいところ、かといって、通いやすいからといって病院に入るところを会社の人には見られたくはないし･･･とやや消去法で。
私は生理の3日目か4日目に初めて受診しました。
そのときは血液検査と、今後の検査の流れの説明を受けました。
不妊検査は月経周期にあわせて行い、できるタイミングでできる検査をしていくという方針でした。
AMHや男性の検査は、必須ではないのでなかなか妊娠しない場合は調べましょう、とのことでした。
実は、私はAMHと夫の検査が一番気になっていたのですが、この二つは比較的月経周期に影響されない検査ですし、まずは基本検査を一通りしてみてからでいいのかな、と思っていました。
病院によっては、初診は生理の×日目までに来てください、など指定がある場合もあるので、どのタイミングで受診したらいいのか心配な場合は、病院に問い合わせてみたほうがいいかもしれません。
検査結果について
初めての血液検査でまずはFSHとLHの値を調べましたが、FSH（卵巣刺激ホルモン）の値が平均以上、14ぐらいでした。
通常と比べても、年齢から考えても高い、と。FSHが高いということは、卵巣機能が低下している可能性があるということ。
次は排卵後に黄体ホルモンの値を調べるために1週間後に血液検査。
その間に、AMHの検査をしたほうがいいかもしれません、といわれました。
気になっていたので、夫の検査（精液検査）も早めにすることにしました。
私のAMHと夫の検査結果
私のAMHは、なんと0.4！
数値から考えると、40歳は超えています。低いだろうとは思っていましたが、ここまでとは･･･
思わず、「相当低いですよね･･･」とつぶやいたら「けれど数値がでるだけまだいいんですよ。0.16以下で測定不可の方もいますし。」と慰め？られました。
この結果をうけて、どんどん検査を進めましょう、ということで次は子宮卵管造影検査を受けることに。
そして後日、夫の精液検査の結果が出ましたが、こちらも良くありませんでした。量も運動率も悪く、自然妊娠は難しい、と。
私の卵子は、（年齢的に）質が悪いわけじゃないけれど残り数は少ない。
けれど、旦那さんの結果では自然妊娠は難しいし、人工授精も厳しい。なにより、私の場合は卵子がもったいないので、体外受精をおすすめします、と言われました。
今後の治療方針と今の気持ち
AMHの結果が出た時点で、夫にも残り時間というか治療にかけられる時間が普通の人より短いから、いきなり人工授精とか体外受精をすすめられることもあるかもしれない･･・と伝えていました。
その上で、けれどできるだけのことはしよう、と二人で話していたので、体外受精をする方向で、まずは体外受精の説明会に参加する予定でいます。
仕事との兼ね合いや体への負担、お金のことなど不安はありますが、できるだけのことはしたい。
予想をしていたとはいえいきなり体外受精をすすめられたことも衝撃でしたが、それより自分がAMHが低い、と知ったときが一番泣きました。
なんというか･･･語弊がありますが、健康じゃなかった自分にもショックだし、私は人並みに子ども望めないのかなぁ、と。
夫の結果も、体外受精も、それに比べれば前向きにとれるんですよね。
夫の結果を聞いたときは、もう可能性が0％で子どもが望めないわけじゃなくてよかった、と本当に思いましたし、いきなり体外受精のほうが、タイミングもダメ、人工授精もダメ、最後に体外受精より、時間も生理が来るたびに落ち込むことも少ないから、と割り切れるというか。
まだ気持ちが落ち着いていませんが、不妊治療中の方のブログを読んだりしながら、できることはないか、とかこれからのことを少しずつ考えています。
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